
こんにちは、あんずです。
数年前から教育雑誌などでよく目にするようになったSTEAM教育。日本でも文部科学省が推進し始めてから一気に認知度も上がりましたよね。
STEAMの意味はそれぞれ、
S SCIENCE(科学)
T TECHNOLOGY(技術)
E ENGINNERING(工学)
A ART(芸術)
M MATHEMATICS(数学)
とまぁ、見たからに理系な言葉が並んでいますが、
こういった5領域を対象とした、理数教育に創造性の要素を加えた教育理念のことを指します。
数学の問題!
科学の問題!
と分けることなく、理数の分野にモノづくりなどの経験を通して横断的に各分野に触れつつ、
思考力や創造力、そして問題解決能力を育んでいこうネってことだそうです。

子供向けのプログラミング教室なんかも今や珍しいものではなくなりましたが、あれもこのSTEAM教育が広まってきた流れなのですね~
我が家の娘も5歳になり、そろそろSTEAM教育の分野も気になる年ごろになってきました。
とは言え近所のプログラミング教室の相場は月¥10,000程度とわりとお高め。もう少し気楽に試せる方法はないかとあれこれ探してみた結果、ワンダーボックスという通信教材を見つけました。
対象年齢は4~10歳なので、5歳ごろは始め時かな?
ということで今回は、STEAM教育にのっとった通信教材・ワンダーボックスのメリットデメリットをしっかり把握してみたいと思います。

ちなみに現在娘はこどもちゃれんじ思考力特化コースを受講中です~

ワンダーボックスの特徴
詳細や動画はワンダーボックスさんのサイトを見るのが一番わかりやすいかと思うのですが、ここでは料金と、私的に魅力を感じるポイントを中心にご紹介します。
⇓本家サイトはこちらです
「意欲」をひきだす、新感覚の通信教育【WonderBox】
料金
まずは料金から。
12か月一括払いの場合、3,700円/月 というお値段設定です。
こどもちゃれんじ(幼児)で1,980円/月・小学講座(一年生)で2,980円/月
スマイルゼミで(幼児~一年生)2,980円/月
※どれも12か月一括払い
と考えると、ちょっぴりお高めですね。マイナスの口コミの中でも、「料金が高い」というのが多いようです。
ただ、近所のプログラミング教室の月謝(月3~4回で10,000円程度)を見た後に3,700円/月を見ると
STEAM教育を取り入れる方法を探す身としてはお得なのかもしれないと感じました。
ちなみに2~3人目のきょうだい受講の場合、一人当たり1,850円/月の追加で受講できます。
教材とアプリの両面から学べる
ワンダーボックスの一番の魅力はここではないでしょうか。
ホームページでは「デジタルとアナログのハイブリッド」とクールに表現されていますが、毎月アプリだけでなく実物の教材が届きます。
チャレンジ小学講座ではオプションで、スマイルゼミでは無料(ただし2020.11現在年3回)でプログラミングのオプション教材は用意されていますが、いずれもタブレット内で完結するものです。
毎月教材が届いて実際に手を動かして創造しながら学べるのは、ワンダーボックスの一番の魅力に感じます。

教材と言ってもごっついおもちゃではなく紙やモールなどかさばらないというのもGOOD

「全学年共通」と「学年別」の2種類の教材がある
ワンダーボックスは毎月届く教材+7~10種類程度のアプリ(月ごとに異なる)で学びますが、
対象年齢の4~10歳共通の教材と学年別の教材とに分かれていることも注目ポイントです。
自由創作の教材やレベルアップできるアプリについては全学年共通で、適した難易度が必要なものは年中&年長・1年&2年・3年&4年などのレベルに合わせた問題を受けることができます。
「得意な分野はどんどん力を伸ばしてほしいけど、難しすぎ・簡単すぎでやる気をなくすのは困る」
という親心に寄り添った設定に魅力を感じます。
ワンダーボックスの注意点
続いては、ワンダーボックスのここは注意が必要だなと思う点をまとめます。
タブレットは自前で準備
ワンダーボックスではタブレットが必要になりますが、レンタル等は行っていないので事前に準備する必要があります。
すでに家にちょうどいいタブレットがある場合はいいのですが、そうでない場合は数万円の初期投資が必要になるのがネックです。
チャレンジ小学講座のタブレットコースは専用タブレットが無料で貸し出しされるので、そう考えるとここはハードルに感じちゃいます。
子どもの食いつきにバラつきあり
次に、あらゆる工夫がされているとはいえ理数の学びであることは間違いないので、こういった分野に興味を示すかどうかは子ども次第という注意点があります。
「兄弟で受講してみたが、兄は興味を示さず弟は夢中になっている」なんて口コミもあるようです。
パズルやゲームが好きなタイプならハマりやすいのかな?と想像できますが、まずはわが子はどうだろう?とお試しのつもりで試してみるしかなさそうですね。
教科書に準拠しているタイプの通信教材とは別枠と考えるべし
また、先ほどチャレンジやスマイルゼミと料金などを比較してきましたが、
内容的には教科書に準拠し学校の学びをサポートするこれらの通信教材とは全くの別枠で考えたほうがよさそうです。
もちろんワンダーボックスで得られた思考力が成績アップにつながることは十分期待できそうですが、学校の学びの予習復習として受講するものではない、ということですね。
チャレンジやスマイルゼミを一般的な学習塾や家庭教師の通信教材バージョンとイメージするなら、ワンダーボックスはプログラミング教室や理数の分野に特化した塾の通信教材バージョンという位置づけがしっくりきそうです。

いかがでしょうか。
そろそろわが子にもSTEAM教育を取り入れてみたいけど、どう始めたらいいの?とお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね♪
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