
こんにちは、あんずです。
今日は簡単で短いあらすじと感想シリーズで
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』をご紹介します。
あらすじ(途中まで・結末なし)
ある王国のプリンセスラプンツェルは、若返りや傷を治す魔法の力のある髪の毛を持って産まれる。それを狙って産まれてすぐに悪い女(ゴーテル)に誘拐され、その人物に「私が実の母」「外の世界は危険だから出ては行けないよ」と騙されたまま18歳になる直前まで森の奥深くに隠れた塔の上から一歩も出ずに育つ。
そんなある日、偽母の留守中に盗人で王国から追われている男(フリンライダーことユージーン)が偶然塔の上に登ってきてラプンツェルと出会い、塔の外の世界への興味が止まないラプンツェルと共に塔の外へ出る。あれやこれやと一緒に過ごすうちに二人は惹かれあい…
果たしてラプンツェルは自分がプリンセスだと知ることができるのか!?
無事本当の両親の元へ帰ることはできるのか?!
てなところが見所です。

結末なしのあらすじは以上です!ここから先はネタバレ・結末までの続きのあらすじを載せるので注意してください!!
あらすじ続き(ネタバレあり・結末まで)
盗人と共に塔から出たことが偽の母親にバレて一度は連れ戻されるが、ラプンツェルは自分が王国で未だに探し続けられている「消えた(誘拐された)プリンセス」だということに自らの遠い記憶から気づき、偽の母親に反抗し、偽の母も強硬手段に出てラプンツェルを監禁する。
助けに来た盗人の男がラプンツェルの魔法の髪を切り、これまで魔法の髪の力で生き延びてきた偽の母はミイラと化し消滅し、ラプンツェルは盗人と共に王国に戻り本当の親(国王&王妃)と共に幸せに暮らす。
ここからネタバレありの感想です!
ゴーテル(偽母)に私からどうしても言いたいこと
母(私)はゴーテル(偽の母)に言いたい。
ラプンツェルを観た日からどうしても言いたい。
いい母だよあんた。
産まれてすぐの赤ん坊を盗んだ日からさ、(それはもちろんダメやけどさ。)
映画ではあっという間に17歳の姿が出てくるけどさ。
大変だったと思うよ。100%のワンオペでさ。
おむつも何百回・何千回も変えてやったんだろう。
夜泣きもあったんじゃないかい?
少し大きくなるとイヤイヤ期だってあったに決まってる。
歩き出してるけど言うことは一切聞かない時期にあの高い塔から落ちないようにどれだけ心を配ったんだい。
トイトレだって何度も失敗したんでしょう。
愛情なくしてあれほど心優しく賢く明るい娘に育つことなどないよ?
ラプンツェルが塔の上で楽しく暮らせるようにあなたが手を尽くしている様子がオープニングの曲からひしひしと伝わるんだよ。
今は壁中にめちゃくちゃ上手な絵が描かれているけどさ、最初は落書きだったでしょう?それでも壁に描くことを許したんでしょう?その懐の広さが彼女の絵の才能を伸ばしたんだよ。
おしゃれかわいいお洋服もきちんと着せてさ。
魔法の髪が目当てだったのかもしれない、自分の若さを保つためだったのかもしれない。
でもさ、他人の子をさ、それだけの理由であんなにりっぱに育てることなんかできないよ普通は。
お誕生日もさ、普通は適当に答えやしないかい?
それ以前にお誕生日を祝うという概念すら教えることなく過ごさないかい?
それをさ、きちんと正しいお誕生日を教えて、「お誕生日は去年だったでしょ」なんてちゃちゃいれながらも毎年何かしらのプレゼントまで用意してるってことでしょう。
愛だよ。
もう立派な本物の母親だよ。
胸張っていいよ。
(まったくディズニーが意図していないところで)涙が出そうだよ私は。
私だったらシンプルに檻にでも入れて魔法の髪の力だけ頂き続けるってもんよ(本物のゴーテル降臨
まじめな感想
というわけでここからはまじめな感想です。(上の愚見を読んでくれた方ありがとうございました)
ラプンツェルは女子心わしづかみのプリンセス
上記のように正直ツッコミどころは多めの作品ですが、キャラクターの魅力はとても高いです。特に我が家の娘(5歳)くらいの小さな女の子に
- 光る長~い髪
- ピンクのドレス
- 明るくて楽しい性格
こんなプリンセスはいそうでいないので、ドンピシャでヒットするのでしょうね。
ディズニーの人気プリンセスと言えばエルサとアナがトップ2を独占している印象ですが、小さな女の子という年代にしぼればエルサと肩を並べてラプンツェルがトップの座に君臨していると言っても過言ではないでしょう。
中川しょこたんの日本語吹き替えっぷりも可愛くてなんとも魅力的です。
また、ラプンツェル以外にも馬やカメレオン、途中で出会う悪人集団もとてもコミカルで楽しく描かれているのが、ますます小さな子どもに人気が出る理由ではないでしょうか。
ゴーテルは毒親の典型?
ゴーテルの母親っぷりを「毒親の典型」という捉え方をされることも多く、「あなたの為に言っているのよ、言うことを聞きなさい」と歌いあげるシーンでは思わず「どきっ」とするお母さんたちも多いのではないでしょうか。
毒親と捉えるにしろ先ほどのように母としてがんばったに違いないと捉えるにしろ、この「ゴーテルとラプンツェルの心や言葉のやり取り」は作中に注目したいポイントの一つと言えるでしょう。
好きなシーン
個人的に好きなシーンは、ラストで実の両親とラプンツェルが出会うシーン。
あえてセリフはなく、自分とそっくりな瞳や顔つきをしたラプンツェルに愛しさがあふれてくる王妃の表情がなんとも言えません。(ここはディズニーの意図通りの感動)
いかがでしょうか。
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」、真剣に見ると大人でも(大人だからこそ?)色々と感じるところがある作品なので、初めての方も見直す方も、ぜひいろんな目線で楽しんでみてくださいね♪
ではまた次回!
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