
こんにちは、あんずです。
注文住宅を建てるにあたり、まず取り組むのが土地探し。
家を建てて強く思ったのは、土地探しの段階から「我が家にとって快適な間取り」を考えておくことがとっても大事だということです。
間取りは設計士さんに頼めばいくつか候補を作ってもらえますが、自分たちの生活様式を踏まえてある程度希望を持っているほうが修正を頼んだり完成時の満足度が高くなりますよね。
そこで本日は、土地探しでは「土地に関する条件」の他に子育てと家事ができるだけラクで快適になるための「間取りの条件」を考えておくと便利だよ!と言う話をまとめます。
これから家づくりがんばるぞ!という方の参考になれば幸いです♪
土地に関する条件
まずは土地そのものに関する条件について。土地に関する条件と言えば、広さの他にその土地がどんな環境にあるのかというもの。
- 駅からの距離
- 治安
- 日当たり
- 地盤の強さ
- 周辺道路の広さ
このあたりが挙げられますよね。これらの違いで土地の価格もかな~り変動してきますよね。
まずベースとして、こういった土地に関する条件についてのおおまかな希望を決めることになります。
それに続いて土地探しの段階で決めておきたいのが、理想の間取り条件です。
間取りの希望を具体化する
例えば子育て世代の家族を想定すればこんなポイントが。
- LDKの希望の広さ(最低これ以上はほしいという下限を決めておく)
- 車は〇台停めたい
- 吹き抜け天井希望/希望しない
- リビングは一階/二階
- 台所から子供のいる場所が見えるようにしたい
- リビング内もしくはリビングに併設したキッズコーナーを作りたい
- 階段の場所は玄関すぐではない場所がいい
- 洗濯機と物干し場は近くに
- 物干部屋
- パントリー
- 書斎(コロナ時代になって需要は上がっているかも)
- 廊下の収納は充実させたい
- 庭は子供プールが出せるくらいの広さはほしい
- 回遊型で導線をよくしたい
- ウォークインクローゼット
- シューズクローク
- ママコーナー
- ウッドデッキ
- サンルーム
- シアタールーム
- アイロンスペース etc…
全部叶えるとなるとどえらいことになりますが、これとこれだけはゆずれない!!といくつか必ず叶えたい条件を決めておくのがおすすめです。
どれも建物に関することなので土地を決めてから細かく考えたらいいやと思ってしまいそうですが、
それでは
「思ったより広さがとれずに理想だったママコーナーはあきらめるしかない」
「車の台数を考えるとLDKが日当たりの悪い場所にしか持ってこれない」
「台所に立つとリビングにいる子供が見えなくて心配」
「導線が悪く家事がしにくい」
などなどの取り返しのつかない悲しい失敗も引き起こしかねません。
土地を決める段階で、
- 建物の理想のうちどれが実現可能で不可能か
- どうしてもあきらめられないものが不可能にならないか
を知っておくことが、「こんなはずじゃなかった」を防ぐ大事なポイントだと思うのです。
理想の間取りを具体化するには?
とはいえ先ほど挙げたリストにしても、不動産関係の仕事にでも就いていない限り最初からこれが希望だ!と決めていくのは難しいですよね。
それを明確にするためには、最新の実例をたくさん見るのが一番だと思います。
住宅展示場
住宅展示場に行くと、それぞれのメーカーがプライドをかけたオサレで機能的な家が並んでいます。
オプションてんこ盛りで広さも値段も非現実的な家ばかりですが、
テーマパーク感覚で行ってみてここだけでも真似したい!という箇所を見つけるのも楽しいと思います。
住宅街にあるモデルハウス
メーカーに聞けば、住宅展示場よりもっと現実的な広さや価格の、実際に住宅街に建てた最新モデルハウスを紹介してもらえることも多いです。
住宅展示場に出展しているような超有名メーカーの他にも、住宅街にはモデルハウスを構えているハウスメーカーも多いので、そのあたりで現実的な広さも確認しながら理想の間取りをイメージするといいと思います。

家具が置かれていない部屋は広く感じたりするのでちょっと注意です
ネットで経験者のリアルな声を探す
いいなと思える条件が見つかったら、必ずネットですでにその条件を叶えて家を建てた人のリアルな声を見ておくことをおすすめします。
いくら親切でいい人でも、ハウスメーカーの人は予想外のデメリットまで教えてくれるかは期待薄です…
今やSNSでガチレビューしている方が大勢いるので、そのあたりで情報収集する方が安心ですね。
理想をリスト化し、間取りイメージを早めに作ってもらう
理想がある程度できてきたら、ノートや紙にリスト化して土地探しの際に持ち歩くのがおすすめです。
住宅メーカーでは土地+建物で販売するパターンも多く、土地探しの早い段階で間取りイメージを無料で作ってくれたりします。
その段階で「おまかせします」で作成してもらうのではなく、作っておいた「理想の間取りの条件リスト」を提示すれば、メーカー側も極力実現させようとプロの力で考えてくれるので、
その土地でどこまで理想に近い家ができるかが早い段階でわかって便利です。

家づくりは体力勝負ですからね。効率大事。
結論
つまり、土地探しの段階で建物の間取りまで考えるという一見せっかちすぎる話ですが、
早め早めの理想作りこそ理想のマイホームづくりの重要ポイントだと思うのです。
こちらが興味をもった土地にわざわざ
「この土地の形は間取りが限られてきますけど大丈夫ですか?」
「日当たりがいい場所は玄関だけになりますよ?」
なんて教えてくれるハウスメーカーさんはおそらくいないでしょう。

逆にこんなん言ってくれたらついていきますってなるかも
「お目が高いですね」
「人気の地域でこちらの土地も問い合わせが増えています」
等と言われても鵜呑みにせずに、
自分たちの理想とする家が建つ土地かどうかを冷静に判断することが大切なのですね。
どうかみなさんの土地探しが、大満足の家づくりへの第一歩になりますように!
ではまた次回!
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