こんにちは、あんずです。
先月からグリーンコープという生協を利用しはじめました。名前からも雰囲気が漂っている通り、扱う食材の安全性にこだわりを持っている系の生協です。九州を中心とした西日本地方で展開しているようです。
スーパーで買えるものはほとんどなく、オリジナルの食品を多く扱っています。小さな子供がいる我が家もすっかりターゲットとなり、ものは試しだと始めてみたのであります。
しかし!本当にグリーンコープで買っていればすべてベストなのか!?という疑問をもってしまう疑い性の私。
そこで、食品毎に、スーパーで買える市販品VSグリーンコープ商品で、いろんな角度から見て総合的にどっちがベストか、と勝手に決着をつけていきたいと思います。いやな客。
Pasco超熟国産小麦VSグリーンコープ食パン
第一回の本日は、食パン対決。
国産小麦100%のグリーンコープ食パンに対する対抗馬はこれしかない!
『Pasco 超熟国産小麦』
ファンの方も多いのでは。「イーストフード、乳化剤不使用」とうことで離乳食にもよく推奨されている超熟シリーズの中でも、さらに国産小麦100%で作られた商品です。スーパーで買える食パンの中でこの「国産小麦100%」というのは、貴重な存在ですね。
ちなみにグリーンコープの食パンを作っているのは富士製パンという会社。給食用のパンを作り続けていたりと、こちらもさすが、品質にはこだわりをもっていそうな会社です。
ではさっそく、試合開始!
原材料
【グリーンコープ】
小麦粉(国産100%)、ショートニング、砂糖、脱脂粉乳、イースト、食塩、食用加工油脂、モルト、ビタミンC(原材料の一部に大豆を含む)
【超熟国産小麦(公式HPより抜粋)】
小麦粉(国産100%、内、48%は国産小麦「ゆめちから」使用)、砂糖、バター、パン酵母、米粉、発酵種、食塩、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)
如何でしょうか。どちらも比較的シンプルな材料で作られているとわかります。ヤマ○キ製の食パンの食品表示はこれらの倍くらいいろんなものが入ってますよね、、
ん?と思ったのは、グリーンコープの「イースト」という表記。超熟が不使用とうたっている「イーストフード」とは違うのか?ということで調べると、
イーストはパン酵母、イーストフードはパンの発酵促進のために使われる食品添加物だそうです。つまりまったくの別物。パン酵母なら、超熟のほうにも記載がありますね。同じてことですな。
もうひとつ、モルトってなんだ?とこちらも調べると、
モルトとは発芽大麦のことを指すようで、パウダー状にしてパンの材料になることも多いのだとか。パリッとした歯切れのよい食感を生むようです。身体に悪いものではないようなので、OK。
最後に気になったのが、ショートニング。
「主として植物油を原料とした、常温で半固形状(クリーム状)の、食用油脂。マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものと考えてよい」とのこと。そして残念ながら、あの悪名高いトランス脂肪酸を含んでいる代表格であることは否定できないでしょう。
超熟が使っているバターにもトランス脂肪酸は含まれているようですが、量にするとショートニングの6分の1程度、さらにショートニングやマーガリンに入っているような人口のものではなく動物性の天然のものなので問題レベルは低いという意見もあるようです。
うーん、深い。
超熟の注目ポイントとしては、米粉がはいっていること。あのもちっとした食感はこれも一役かっているのでしょう。
というわけで、ショートニングではなくバターを使用している点あたりで原材料に関しては僅差ではありながら超熟の勝ちというところでしょうか。
味
こちらも重要な評価ポイント。味はどうでしょうか。
グリーンコープ食パンは、、切っているときは、ん?結構カサカサ系、、?これは期待薄かとややがっかりしたものの、トーストしてみるとカリッと香ばしく中はふんわりして小麦の香りも感じられるなかなかのお味でした。ヤマ○キ製食パンみたいに謎の酸味?のようなにおいは全くありませんでした。
とはいえ、正直どちらがおいしいかと聞かれれば私は超熟派です。
トーストするのがもったいなくなるほどのほわほわもちっとした感触、トーストすると外カリ中ふわもちのあのおいしさはやはりスーパー食パンの中では王者でしょう。焼かずにサンドイッチに使うならなおさら、超熟の勝ちと言えます。CM狙ってるんかくらいの推しやな
というわけでもっちりふんわり好きの私には、味は超熟の勝ち。
価格
毎日食べるものとしてはここも大切。
グリーンコープ 470g(5枚切りくらいの厚さにしたら7~8枚くらい)税込327.24円
超熟国産小麦5枚スライス 税込324円(Pasco公式通販HPより)
ほとんど同じですが、グリーンコープの食パンはやや多めにはいっているので、値段の面ではグリーンコープの勝ちと言えます。
ちなみに超熟国産小麦は、他の食パンに並ぶと価格面では「高っ」となるからか、スーパーによっては3枚入りしか扱いがなかったり、国産小麦シリーズ自体を置いていないスーパーもあるようです。
近くのスーパーに国産小麦の5枚切りや6枚切りがあれば、ラッキーだとおもいます。
結果
- 【原材料】 超熟win
- 【味】 超熟win
- 【価格】 グリーンコープwin
となりました。
結論としては、
近くのスーパーに超熟国産小麦があれば、そちらをGETできるのがベスト
近くのスーパーに置いていなかったりお買いものの手間を省くことを重視するなら、グリーンコープ
というところです。
いきなり黒星スタートとなったグリーンコープ商品ですが、スーパーで並ぶ平均的なものと比べるとはるかに良い商品であることはまちがいなさそう。
次回は勝てますように!がんばれグリーンコープ!
コメント
え、グリーンコープの食パンにショートニングが使われてるんですか?アウトです。何年かまえにコープ神戸の食パンを買っていましたか、久々にみますと、どのパンにもショートニングが入っててがっかりしました。世の中の動きから逆行しており、コープ自然派が買える地域をうらやましいと思ったところですが、グリーンコープの食パンにも入っているのですね、がっかりしました。
コメントありがとうございます^^
そうなんです、食パンという毎日食べるようなものだからこそよけい自然派を貫いてほしいですよね。。
その他の商品も色々と比較してみていますが、原材料に気を遣い始めた企業が増えていることもあり、グリーンコープより安心できる商品を作っているメーカーもあちこち見つかっています。グリーンコープと似たような自然派の食品宅配業者もいくつかあるようなので、別のところも検討してみようかなと思っているところです(>_<)本当に信頼できる業者が全国にもっともっと増えるといいですね^^