こんにちは、あんずです。
先月からグリーンコープという生協を始めたのをきっかけに、
スーパーで買える市販品VSグリーンコープ商品で、いろんな角度から見て総合的にどっちがベストか勝手に決着をつけていこう
という企画を始めました。
本日は第二弾。お題はウインナーです。
こどもが大好きな上にいろんな料理に使えるけれど、正直なかなか安心して食べさせられるものが見つからないウインナー。。グリーンコープが使う原材料はいかに。
おいしさと安全の両立は叶うのか!?というところも気になりますね。
日本ハム「シャウエッセン」VSグリーンコープ「あじわいのあらびきウインナー」
本日の検証相手はこちら
いわずと知れた、スーパーで買えるウインナーの王者!シャウエッセンです。対抗馬としてどうなの!?という気もしますが、おいしいので。
もうこれに尽きます。ちょっとお買い得なほかのウインナーに浮気してもやはりここにもどってきてしまう驚異の存在、シャウエッセン。
素材重視のグリーンコープとの対決にはやや向かないかもしれませんが、
素材重視VS味最高(←独断)でどんな試合になるのでしょうか。
ちなみにグリーンコープの「あじわいのあらびきウインナー」を作っているのは福留ハムという会社。「安心」「安全」をモットーにハムやソーセージを作っておられるようです。
グリーンコープには↑この他にも
- あらびきウインナー
- こだわりのあらびきウインナー
- あじわいのあらびきカクテルウインナー
- あじわいのチョリソーロングウインナー
- あらびきソーセージ(野菜入り)
などなど、多数の種類がありますが、本日はスタンダードなタイプで価格も真ん中くらいのものを選びました。
では、まずは一番気になる原材料から!
原材料
【グリーンコープ】
豚肉、豚脂肪、結着材料(大豆たん白、ばれいしょでん粉)、食塩、砂糖、海藻粉末、香辛料、ポークエキス、酵母エキス
【シャウエッセン(公式HPより)】
豚肉、豚脂肪、糖類(水あめ、ぶどう糖、砂糖)、食塩、香辛料、リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
如何でしょうか。同じものは豚肉と食塩と香辛料くらいですね。
食品添加物が多いことで有名なウインナーですが、シャウエッセンにもやはりなんかイカツイ雰囲気を醸し出すお名前が出てきましたね。。それらをちょこっと調べると。
リン酸塩(Na)
保水性・結着性を向上させる。食感、風味、色調を高め品質を向上させる。加熱の際に肉から水分が出ることを防ぎ、パサつかないようにする。
「結着性」のための材料として、グリーンコープは大豆たん白、ばれいしょでん粉を使っているようですね。
発色剤(亜硝酸Na)
- 加熱や酸化による褐色化を防ぐ(色を保つ)
- 肉の臭みを消す
- 細菌の増殖を抑える
ちなみにこの亜硝酸Naという物質が、「ハムベーコンソーセージは食べると危険」とウワサされる主な原因となっている添加物のようです。
理由としては、この成分自体に毒性があることと、肉に含まれるアミンという成分と反応して、強い発がん性のある物質に変化することがあるとのこと。。コワッ
うーん、目に見えないからなんとも実感が湧きませんが、これがホントならなぜ国は使用NGにしないのか不思議になりますね。大人の事情かな。
味
続いては味部門です。
ずばり、味や食感だけを見るならば、グリーンコープとシャウエッセンでは別物。というのが本音です。笑
パリッと感、香り、風味、すべてにおいておいしいと感じるのはシャウエッセンです。
しかし、そのおいしさも添加物故のものだと考えると、なんか複雑な気分になります。。
そしてもうひとつ、グリーンコープのウインナーは大人から見ると「味が薄め」な気がしますが、こどもからすると「塩やこしょうのからさがない」と感じるようで、小食偏食むすめもパクパクとたべていました。
なので私からするとシャウエッセンの圧勝である味対決も、こどもからするとむしろ食べやすい、ということで、ドローということにします。
価格
では続いて価格。
グリーンコープあじわいのあらびきウインナー 80g 205.2円(税込)
シャウエッセン 127g×2 498円(定価不明なので、ネットスーパーや実際スーパーでよく見る価格です)
なんだか比較しにくいのですが、シャウエッセンは基本的に2袋くっついている形で売っているので、それを採用。
グリーンコープは徳用にすると200gで474.12円(税込)ですが、そうだとしてもグラムで割ればシャウエッセンの方がやや安いということになります。
そこまでの大差はないですが、価格面ではシャウエッセンの勝利です。
結果
- 【原材料】 グリーンコープwin
- 【味】 ドロー
- 【価格】 シャウエッセンwin
ということでドロー、とするところですが、今回は原材料の勝ち方が大勝と呼べるレベルであることからグリーンコープの勝利!にしたいと思います。
結論としては、
子どもに与えるなら100%でグリーンコープ
大人(ていうか私)の感じるおいしさはあらゆる添加物の上に成り立っていると心して食すべし
というところです。
なんとなくは気にしつつも結局「いつもの」「おいしいやつ」に手が伸びてしまう食品の買い物ですが、こどもに与えるものにはとくに気を付けたいと改めて思える検証でした。
では、また次回!
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