こんにちは、あんずです。
子どもを理科好きにしたいならぜひ一緒に楽しみたいのが「実験遊び」。
本日は、気軽に理科への興味を開くことができるおすすめの実験遊びの本をご紹介します。
学研『実験おもしろ大百科』
まずは、就学前や小学校低学年のお子さんから実験を楽しめるこちらの本。
学研から発売されている『実験おもしろ大百科』です。
- ふしぎ実験
- 手品実験
- 工作実験
- クラフト実験
- クッキング実験
- 理科実験
- 人のからだ実験
- 動物かんさつ実験
- 発明・発見実験
の9章と、自由研究のまとめ方の計10章から構成されています。
おすすめポイントは、就学前から楽しめる難易度であることと、必要なものが簡単に準備できることです。
特徴として、この本が全体的にシンプルで易しい言葉で説明されている点があります。詳しい説明をすれば大人でも難しくなるような内容でも、低年齢の子供でも理解しやすい言葉で完結に説明されています。
また、実験に必要なものが野菜やフルーツだったり、クラフト実験では牛乳パックや割りばしやペットボトル、もしくは本に附属している紙を使ったりと、準備に手間がかからない実験が多くて取り組みやすい点も注目です。
9章の「発明・発見実験」では、ガリレオ・ガリレイやダ・ヴィンチなどの発明家がどんな風に何を発明・発見したのかが漫画で紹介され、それらをもとにして私たちも実験してみようというおもしろい構成になっています。
理科的知識への興味に加え、発明家への興味も同時に広がってくれるとさらに嬉しいですね。
- 文章がシンプルで易しい言葉で書かれている(就学前から楽しめる)
- 必要なものが簡単に準備できる
- 発明家の紹介漫画もある
小学館の図鑑NEO 科学の実験 DVDつき
続いては、小学館の図鑑NEOシリーズより。
『科学の実験 あそび・工作・手品』です。2020年に新版としてリニューアルして発売されています。
- 楽しい実験
- 光
- 音
- 温度と熱
- 燃焼
- びっくり手品実験
- 力
- 電気
- 磁石おもしろ実験
- 水溶液
- 酸アルカリ
といった章に分かれて、それぞれの章で複数の実験が紹介されています。
こちらは先ほどご紹介した「実験おもしろ大百科」と比べると説明が詳しかったり応用的な実験もあったりと難易度は少し高めの印象なので、小学校高学年まで長く楽しむことができそうです。
磁石の章では「リニアモーターカーを作ろう」といった応用的な実験もあるので、得た知識が実社会でどのように使われているのかというところまでイメージできるのもいいですね。
また、リニューアル後は図鑑NEOシリーズの人気ポイントであるドラえもんのDVD(85分)がついたので、本の中で紹介されている約30種類の実験の映像を見ることもできます。
映像で見る⇒自分でもやってみるという流れを作れたら少し複雑な実験でもわかりやすいですね。
- 説明が詳しく応用的な実験もできる(高学年まで楽しめる)
- ドラえもんのDVDつき
いかがでしょうか。
おすすめの使い方としては、幼児期~小学校低学年ごろまでは学研の実験おもしろ大百科、それ以降は小学館の図鑑に切り替えると無理なく難易度を上げながら興味を持ち続けられるかなと思います。
理科は教科書での勉強だけだとどうしても苦手意識が付きやすい教科ですが、ちょっと角度を変えれば
「わぁふしぎ!」「どうしてこうなるの?」「おもしろい!」
と本来ならどんな子供でもわくわくできる教科です。
苦手意識がつく前に、ぜひ実験遊びでしっかり面白さを味わって「本物の理科好き」になってほしいですね♪
ではまた次回!
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