ミステリー小説ならまずこれ!間違いない定番作品

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あんず
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こんにちは、あんずです。

今日は、ミステリー大好き人間の私が、定番ミステリー小説の中からとくにおすすめの作品をご紹介します。

まずは間違いなく面白いものを読みたいけど何がいいかな?

とお探しの方、読んで損しない作品ばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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間違いない*おすすめミステリー小説トップ3

十角館の殺人 綾辻行人

 

まずはこちら。

綾辻行人さんの『十角館の殺人』です。

出版は1987年と30年以上前ですが、今なおミステリー・特に「館もの」と呼ばれるジャンルの代表作として君臨しています。

「館もの」とは名前の通り館の中で殺人事件が起こるお話で、だれもかれもが怪しく見えてくる「Who done it(フーダニット)」を存分に楽しめるストーリーになっています。

「今更 “館もの” で楽しめるかなぁ」なんて生意気にも思いつつ読んだのですが面白すぎて一気に3回読み直しました。。

ネタバレにつながることは言いたくないのでこれ以上の内容は伏せますが、

「間違いない」

そして

「じっくり何度も読み込みたくなる」

お勧めできる一冊です。

 

容疑者Xの献身 東野圭吾

 

続いてはこちら。

東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』です。

こちらはいわゆる「倒叙ミステリー」のジャンルで、先に犯人が分かっていて徐々に追いつめていく古畑任三郎タイプのお話です。

湯川教授が登場するシリーズ物の中でも特に人気の作品ですが、東野圭吾さんの代表作の一つとも呼べる人気の高さです。映画化もされていますね。

とても読みやすく話が進んでいくので、ミステリー好きじゃない人や普段本を読みなれていない人にも自信を持っておすすめしたい珍しい一冊です。

 

告白 湊かなえ

3つ目はこちら。

3つ目にご紹介するのは「イヤミスの女王」とも呼ばれる湊かなえさんの代表作の一つでもある『告白』です。

 

「このクラスの中に私の娘を殺した犯人がいます」

 

という担任の衝撃的なお話のシーンから始まるこの作品は、大きな話題となりこちらも映画化されました。

松たか子さんの演技もさすが!の一言ですが、やっぱりまずは小説で楽しんでほしいなぁと思う作品です。

複数の登場人物の目線から描かれつつ徐々にいろんな背景が見えてくる過程が秀逸で、さらに文章がとても読みやすいので一度読みだしたら最後まで止まらない作品です。

思春期の子供の独特の世界観を感じつつ、湊かなえさんワールドにハマること間違いなしです。

読んだ後に暗くイヤな感情が残るという「イヤミス」作品とされていますが、私としては純粋に余韻を楽しめたので、暗い何かを引きずる感覚はありませんでした。

個人で分かれるところだと思うので、ぜひ読後の感情を自分の中で味わってみてくださいね。

 

ちょっと変わった世界観のミステリーを楽しみたいなら

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

まずは伊坂幸太郎さんのデビュー作でもあるこちら。

『オーデュボンの祈り』です。

ジャンル名を付けるなら「ファンタジーミステリー」と言ったところで、未来を見通せる話すカカシが物語の中心となり独特の雰囲気がある中で物語が展開していきます。

何なんだこの世界観は・・・?というふわふわした感覚に浸りながらも、数々の疑問や個性あふれる登場人物たちに魅かれて読み進めてしまう作品です。

 

パラドックス13 東野圭吾

 

こちらの作品は、ある日のある時刻、突然街から人が消えるというシーンから始まります。

ファンジーとは異なりどちらかというとSF的要素が強く、壊れ行く街の様子が繰り返しリアルな描写で表現され、それに対する主人公たちの言動にハラハラしながらハリウッド映画を観ているような気分で読み進められます。

読み終わったころには、今こうして不自由なく生きていることがどんなにありがたいことなんだろうと感謝したくなる作品でもあります。

 

シリーズものが読みたいなら

加賀恭一郎シリーズ

東野圭吾さんの作品の中で、ガリレオ(湯川学教授)シリーズと並んで人気のあるシリーズが加賀恭一郎シリーズです。

映画化された作品では阿部寛さんが加賀恭一郎役を演じておられますね。

ちなみにシリーズを並べるとこのような感じ。

 

  • 卒業
  • 眠りの森
  • どちらかが彼女を殺した
  • 悪意
  • 私が彼を殺した
  • 嘘をもうひとつだけ
  • 赤い指
  • 新参者
  • 麒麟の翼
  • 祈りの幕が下りる時

 

ずらりと10作品がありますが、どれも個性ある見どころがあって一通り読んでみてほしい作品ばかりです。

個人的には加賀恭一郎の性格が特に色濃く描かれている「新参者」が好きです。

ちなみに2021年6月現在まだ文庫化されていない作品に「希望の糸」がありますが、そこにも脇役として加賀恭一郎が登場します。

ぜひそれを読む前にこれらのシリーズでどっぷり加賀ワールドにハマってみてくださいね。

 

マンガでさらりとミステリーを楽しみたいなら

最後に、マンガでも気軽にミステリーを楽しみたい方へおすすめしたい作品をご紹介します。

薬屋のひとりごと

まずはこちら、『薬屋のひとりごと』。

もともとは小説として生まれた作品ですが、内容や世界観の面白さからコミカライズの要望が多く、それが実現したのがこちらのマンガ・薬屋のひとりごとです。

人攫いにあい後宮に連れてこられた主人公の女の子が、下女として働きつつ薬師としての経験と豊富な知識で様々な事件や謎を解決へと導いていくお話です。

ミステリーマンガというと残酷すぎたり読みにくかったりすることも多いのですが、不思議なほどさわやかな気分でさくさく読み進められるのがこちらの作品の印象。

登場人物たちの雰囲気やとても綺麗なタッチの絵もそういった印象にさせるのかもしれません。

ちょっとしたロマンス?要素もあるのでどうなっていくのかと先が楽しみです。

 

ミステリと言う勿れ

もう一つおすすめのミステリーマンガがこちら。

『ミステリと言う勿れ』です。

2022年に月9枠・菅田将暉さん主演でドラマ化が決定しているこの作品。それだけで人気の高さは証明されていますが、コミックならではの雰囲気をぜひ楽しんでほしいと個人的には思ってしまいます。

ダメダメ人間風の主人公・久能整ですが、話す内容は真理をついたドキリとすることばかりで、ミステリーを楽しみつつ今度はどんなことを話し出すのかなと注目せずにはいられません。

「事実は一つしかないが、真実は人の数だけある」

「いじめ問題では、いじめる側に心のケアが必要」

「バージンロードで一緒に歩くのは母でもいいのでは」

などなど、一度読んだら後引くような主人公の考えが次々と出てきます。

これまであまりいなかったタイプのゆるりとした雰囲気のおしゃべり謎解き主人公を楽しんでみてくださいね。

 

 

いかがでしょうか。

定番小説からマンガまで、ハマると抜け出せない「ミステリー」の世界。

これは!と言う作品に出会えたら本当にワクワクしますよね。

みなさんもぜひ何度も読みたくなるお気に入りの作品を見つけてみてくださいね。

 

ではまた次回!

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