【初心者向け】アイススケートの滑り方4:ストップするには

ちょっと気になるまめ情報
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~初心者向け*アイススケートの滑り方シリーズについて~

このシリーズでは、数年間初心者向けのスケート教室の先生を経験した管理人が基本文字だけで説明する「読むだけのスケート教室」として、6つのテーマに分けてスケートの滑り方のコツやポイントをご紹介しています。

「初心者向けのスケート教室に行ってみたいけど時間がない・・」「アイススケートを楽しみたいけど何に気を付ければいいの?」「久しぶりすぎて滑り方がわからない!」「デートで恥ずかしいことにならないようにこっそり下調べしておきたい!」

こんな方々へ、本当に伝えたいアイススケートの滑り方のコツをまとめています。

「リンクでちょっと目立てるくらいすいすいっとカッコいいフォームで滑れるようになること」を目標にまとめているので、ぜひ試してみてくださいね♪

【各テーマ】*全く初心者の方は第1回から読むことをおすすめします*

  1. 靴の選び方と履き方
  2. 氷上での最初の一歩
  3. ななめ前がミソ!
  4. ストップするには
  5. カーブでクロス
  6. バックスケーティング

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【初心者向け】アイススケートの滑り方4:ストップするには

初心者向けアイススケートの滑り方4回目の今日は、ストップの方法についてご紹介します。

スケートリンクを見ていると、止まり方がわからずに転んだり、スピードが出たまま壁にぶつかって止まったりと、止まるときに今にもケガをしてしまいそうな人が多いように思います。

衝突やけがを防ぐためにもぜひ感覚をつかんでみてください*

 

なにがどうなって止まるの?

 

まずは、氷上ではなにがどうなって「止まる」ことになるのかをご説明します。

アイススケートで進んでいたスピードを落として止まるためには、スケート靴の刃を氷に当てて、氷を削りながら止まります。

スケート靴についている刃はよく包丁のように先が鋭くとがっていると誤解されていたりもしますが、

スケート靴の刃には数ミリの厚みがあり、氷に接する面にはエッジと呼ばれるくぼみがあります

 

 

滑る際も、このエッジ部分を氷に引っ掛けて押し蹴ることで、進む力になります。

そして止まるときにも、このエッジ部分を氷に引っ掛けながら、スピードを落とします。

その際に氷が削れるので、氷を削って止まるという表現になります。

 

あんず
あんず

なんかよくわかんねぇなという感じですよね、OKです(OKかい)

そんな理屈はさておき、さっそくストップの練習といきましょう!

Vからハへ

 

いきなりアイスホッケー選手のように氷をザザっとガッツリ削って止まるのは、とってもデンジャラスなので挑戦は控えましょう。

ぺん太
ぺん太

シャレにならん結果になってる人何人も見てるで

ゆっくりスピードからなら、氷を削らずとも足の形を変えるだけでも止まることができます。怖さもほぼありません。

 

スケートで前に進みたい時の基本はVの字の足の形だと第2回第3回でお伝えしましたが、

ストップに関しては、真逆の、ハの字(両つま先が内側になる形)で止まるのが一番簡単です。

ハの字とはつまり、進んでいた方向(ななめ前)にむけて直角に刃を出すことになります。

まずはVの字でゆるゆるスピードで進んだら、足をそっとハの字に変えてみて、ぴたりと止まれることを確認してください。

 

このとき、膝を軽くまげながらハの字にすると、バランスがとりやすいです。

慣れるまでこれを繰り返してみてください。

 

▽Vの字とかちょっと何言ってるかわかんないってなってる方はこちら

体重の乗せどころ

 

慣れてくれば、スピードを徐々につけて練習します。

そのとき、ハの字にした足のどの部分に力を入れればいいか?

というと、拇指球(親指の付け根下の、出っ張っているところ)がいいと思います。

 

拇指球にゆっくり体重を乗せるように力をいれ、同時に膝を軽く曲げてとまります。

 

両足に体重を分けて止まるもよし、

体重のかけやすい足だけで止まるもよし

 

ですが、どれにせよ両足の形がハの字になるように、と覚えてください。

ポイントまとめ

以上のコツをまとめると、

  • 止まる時の足はVの字ではなくハの字
  • ゆっくりスピードから始める
  • 力を入れるのは拇指球
  • バランスを崩さないために膝を軽く曲げる

というところです。

ストップは正直、貸靴のエッジの具合によってもやりやすさが変わってきます

リンクに遊びに行った際は毎回まずゆっくりスピードから始めて様子をみてくださいね。

 

ではまた次回!

 

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