
こんにちは、あんずです。
本日は、「初心者向けアイススケートの滑り方」その1!
ということで、
数年間初心者向けのスケートの先生を経験した管理人が、基本文字だけで説明する「読むだけのスケート教室」として
スケートの滑り方のコツやポイントを連載としてご紹介していきたいと思います。
こんな方々へ、本当に伝えたいアイススケートの滑り方のコツをまとめていきます。
ちなみにこの連載でめざすゴールはジャンプやスピンといった高度な技の習得ではなく、
「リンクでちょっと目立てるくらいすいすいっとカッコいいフォームで滑れるようになること」
です。

めざせ玄人風
氷に乗る前の注意点
第1回の今日のテーマは、「靴の選び方と履き方」です。
え、滑り方じゃないの?つまらぬ
と思ったあなた、あなどるなかれ、
靴がメインの道具になるスケートは、スケート靴の選び方と履き方に注意するだけで滑りやすさが格段にちがってくるのです。
ポイントは次の3点。
- できるだけ折り目のない貸靴を選ぶ
- うっ血しない程度に、しっかりめに靴ひもを結ぶ
- 靴が履けたら、その場で足踏みして確かめる
どれも、「早く滑りたい♪」という思いが勝って適当に済ましてしまいがちな工程ですが、実はとっても大切です。
それぞれをご説明します。
できるだけ折り目のない貸靴を選ぶ
貸靴を選ぶとき、係の人にサイズを言って取ってもらう場合と、自分で選べる場合があります。
後者の場合の話になってはしまいますが、貸靴はできるだけ側面に折り目のついていない、つまり履いた時に足首がぐらつかないものを選びましょう。
子供用ならプラスチック製のものがあったり、スケート場によっては折り目の付かないようながっしりしたタイプの靴があるのであればそちらを選ぶといいと思います。

ただし、アイスホッケー用の靴は刃が短く初心者はバランスがとりにくいので避けたほうが無難。刃のつま先側にギザギザがなければアイスホッケー用です。
係の人に取ってもらった靴ががっつり折れ目の付いたものだった場合は、
「ぐらぐらしちゃうのであんまり折れ目ないやつありますか?」とお願いするといいと思います。
係の人はアルバイトであってもスケート関係者であることが多いので、わかってくれるはず。
うっ血しない程度に、しっかりめに紐を結ぶ
履くときは、めんどくさがらず靴ひもを下までゆるめて開き口を大きく開いてから足を入れます。
かかとをあわせたら、痛くなくうっ血しない程度にしっかりめにひっぱっていき、
最後はぎゅっとリボン結びをしましょう。
いちどのリボン結びではひもがだらんと長く残ってしまう場合は、さらにもういちどリボン結びをしてもいいと思います。

たれさがったひもを自分のエッジでふんずけてすってんころりんする人多いで。
地味やけどかなりキケン。
靴が履けたら、その場で足踏みして確かめる
いざはけたら、立ってその場で足踏みしながら、足首あたりがぐらつかないかを確認します。
ぐらついたり、明らかに痛みを感じる場所がある際は、結びなおして調節してください。
ここまできたらようやく、オンアイスの準備完了です。
よく見るNGなひと ~こうならないでね~
- 靴ひもの締め方がゆるすぎて氷に乗る前からぐらんぐらんで歩いている
- 靴ひもが結べていても靴の折り目がひどく立った時点で足首が曲がっている
- 靴ひもがだらりと長く垂れて踏んでしまいそう
*レッスン2はこちらから*
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