子供向け「プログラミング教育」とは?家で遊べる幼児や小学校低学年からおすすめのおもちゃと教材も紹介

知育・教育
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あんず
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こんにちは、あんずです。

最近は子どもの習い事ランキングで上位の常連となってきた「プログラミング」。

気にはなってるけど子供は小さいしまだ先かなぁという方も多いですよね。

そこで今日は、そもそもプログラミングってなんぞや?小さな子供にもできるの?という疑問に触れつつプログラミング的思考を伸ばす入門として幼稚園児から楽しめるおもちゃをご紹介します。

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そもそもプログラミングとは?どんな力がつく?

そもそもプログラミングとは?

プログラミングについてのwikipediaの説明はこちら。

コンピュータープログラミング(英語: Computer Programming)とは、ある特定のコンピューティングの結果を得ることを目的として、実行可能なコンピュータプログラムを設計・構築するプロセスのことである。

プログラミング – Wikipedia

なんのこっちゃって感じですね。

すごく簡単に言ってしまうと、

こんなふうに動いてネ!という指示(プログラム)を作って、人間が思う通りにコンピュータや機械を動かすこと

です。

イメージしやすいのはゲーム。

  • このボタンを押すとマリオが飛び跳ねて
  • この亀に当たるとマリオが落ちてゲームオーバー etc…

プレイしている側にとっては当たりまえの動きですが、これらはすべて事前にプログラムとして指示されていて(=プログラミングされていて)、その通りにコンピュータは動いているだけ、というわけです。

家電や自動販売機など身近な機械においても、

  • このボタンを押せばスタートする
  • このボタンを押せばモードが変わる

等々の細かな指示が事前にプログラミングされ、そのデータが組み込まれて動いています。

小さな指示をいくつもいろんな形で組み合わせていく様子は、

指示のパズル・指示のブロック

と言ったところでしょうか。

 

小さな子供でもできるものなの?

なんとなくイメージはつかめたものの、それが子供でも簡単にできるものなのか?と疑問に思いますよね。

本来のプログラミングの世界では、コンピュータへの指示(プログラム)は”プログラミング言語”と呼ばれる特殊な言葉で書かれます。

しかし子供向けのプログラミングの世界ではそれをもっと簡略化して、プログラミング言語を知らなくてもコンピュータや機械に指示ができるようなソフト・アプリで行うことがほとんどです。

さらに簡略化すると、パソコンすら使わずに、ボタンを押したり部品を差し込むだけで指示が完成するといったおもちゃが登場します。

こうなってくると「それって本当にプログラミング能力って言えるの?」と疑問に思っちゃったりもしますが、

どう動かしたいかを考える

指示を作ってみる

実際に動かしてみる

修正する・さらに工夫する

と言った一連の動きは本来のプログラミングと全く変わらないベースの流れです。

子供向けのおもちゃの中には「プログラミング能力を育てる」ではなく「プログラミング的思考を育てる」と言った表現をよく見ますが、あれはプログラミングそのものの能力を育てるというより、

プログラミングをする上で必須となる基礎的な思考力=「プログラミング的思考」を鍛えることができますよ、ということなのですね。

そんなこんなで、コンピュータや機械にこんな風に動いてネ!と指示を出すプログラミングはやり方によっては幼稚園児や小学校低学年くらいの小さな子供でも十分に楽しめちゃいます。

 

どんな力がつくの?

そしてプログラミング教育を受けることで向上が期待できる能力として、

  • 創造する力
  • 論理的に考える力
  • 問題を解決する力

などが挙げられます。

「自分で考えぬく力」が重視される時代おいて、どんな分野においても必須となる力を効率的に育てることができるのがプログラミング教育と言えます。

しかも「遊び」を通して学べるので子供にとっても楽しい!となれば習い事ランキングでも上位に来るのも納得ですね。

 

ではここからは、そんなプログラミング教育の導入としてお家で遊んで学べる「プログラミング的思考を伸ばす」おもちゃをご紹介します!

家で遊んで学べるプログラミング的思考を伸ばすおすすめおもちゃ

対象年齢の上限に関しては私の個人的意見です。もっと早くに次のステップに進む子もいれば、もっと長く楽しめる子もいると思うので目安としてご覧ください。

【3歳~5歳くらい】アンパンマンはじめてのプログラミング

まずは2019年に日本おもちゃ大賞優秀賞を受賞しているこちら。

アンパンマンを好きな年ごろからプログラミングって、すごい時代になりましたね。

対象年齢3歳~のこちらは、ボタンを押してアンパンマンカーを進ませたい場所まで動かそう!というおもちゃ。

「目的の場所に着くように指示を出して機械を動かす」というのは確かに立派な「プログラミング」ですね。

進ませたい場所までの方向を一気に入力(プログラミング)するだけでなく、一つのボタン操作ごとに動かすこともできるので小さな子でも感覚をつかみやすくて人気です。

メーカーの対象年齢通り3歳ごろ~目安として5歳くらいまで楽しめそうな内容です。

【4歳~5歳くらい】学研 ニューブロックプログラミング

続いてはおなじみニューブロックシリーズのプログラミング版。

学研のニューブロックと言えば子育て中に一度は見たことがありますよね。

こちらはそのシリーズの中でもプログラミングを取り入れたもので、モーターがついていて自分で作ったものを動かして遊べます。

7種類の指示があり、それぞれ色が異なるキャラクターの部品となっているので、それを土台となる部品にさして命令を作るというもの。

部品をさすだけなので、小さな子どもでもすぐに覚えてしまえるでしょう。

対象年齢通り4歳ごろからが仕組みも理解できてちょうど良さそうですが、こちらは小学校に上がったころにはちょっと物足りないかな?という印象もあります。

これまで通常版のニューブロックで楽しく遊んでいた子への次のステップとして、「作ったものを動かしてみよう!」と渡してみると夢中になること間違いなしで取り入れやすいのが魅力ですね。

【3歳~小学校中学年くらい】ころがスイッチドラえもん

「機械に指示」とはちょっとテイストが違いつつも長く遊べそうな点でおすすめなのがドラえもんのころがスイッチです。

自分でコースを作ってそこにボールを転がして遊ぶのですが、パッケージにもある通り

考える⇒組み立てる⇒試す⇒直す

というまさに「プログラミング的思考」を促すことを狙いとして作られています。

「機械に指示を出して動かす」というプログラミングらしさはありませんが、まだ幼いころこそ手先を使ってブロックで遊んでいる感覚でこの思考を鍛えられるのは面白いですね。

特徴としては「どこでもドア」や「スーパーてぶくろ」などなどドラえもんの秘密道具がついていて、ころがしたボールがそれぞれの秘密道具らしい動きをするように工夫されているところ。

子供が飽きにくいこと、とっつきやすいことも魅力的なおもちゃです。

対象年齢は3歳~とありますが、ちゃんとコースを作って試行錯誤し始めるのは早くても4歳ごろからがじゃないかな?と思います。

ただ逆に、パーツさえたくさんあればオリジナルコースは無限に作れるので、小学校中学年くらいでも十分楽しめる長く遊べるおもちゃだと思います。

ちなみに我が家は娘が4歳のころに初期のシリーズを購入して一緒に遊んでいるうちに、5歳の現在は一人でオリジナルのコースを作ってボールを転がしながら高さの微調整などもできるようになりました。

初期のシリーズとしては「ジャンプキット」「ワープキット」などがありますが、パーツが少なすぎると作れるコースも限られてくるので2020年発売のデラックスキットがおすすめです。

 

▼ボックスがそのままステージになって収納もできるので買い足しならこちらが良さそうです

【5歳~小学校中学年くらい】エジソン プログラミングロボ

続いては、シンプルながら機能満載のオーストラリア生まれのロボットです。

手のひらサイズの本体ですが、

  • 線の上を走る
  • 光を追いかけて走る
  • 手をたたくと反応する

などなどついつい大人も試したくなるような機能がある他、プログラミングができるアプリで希望通りの動きを組み合わせて遊ぶこともできます。

アプリとは言えPCやタブレット上で動きを作る点では一気に本格的に感じますね。まずは線の上を走らせるなどして遊んで、年齢が進めばアプリでプログラミングに挑戦するなど幅広い使い方ができておすすめです。

また、レゴブロックともつなげられるのでレゴの人形を乗せて走らせたりオリジナルカーにもできるのも子供が喜びそうなポイントですね。

【5歳~小学校中学年くらい】レゴ WeDo 2.0 for home

最後は、プログラミング教室の教材にもなっている レゴ WeDo2.0 for homeです。覚えにくい。笑

5歳からの「レゴ WeDo2.0 for home by アフレル」

こちらはおなじみのレゴでロボットを作って動かすもので、

こちらもソフトを使ってパソコン上でロボットの動きを組み立てる点では、5歳~とはいえぐっと本来のプログラミングに近いおもちゃです。

  • 世界90か国以上の国や地域の教育機関で活用
  • 日本国内6000以上の教育機関での活用実績

と言った特徴はおもちゃというより教材と呼んだ方がしっくりきますね。

実際のプログラミング教室でもほとんど同じものを使っていて、教室に通った場合にかかる費用が

月々10,000円前後+教材費+入会金等

と考えると、コスパよく本格的に学べるお得なアイテムと言えます。

『レゴ WeDo2.0 for home』は5歳~ですが、同シリーズで対象年齢8歳~の女の子向けの商品や対象年齢10歳~のさらに本格的な商品もあり、同じテイストの教材でステップアップしていけるのも魅力です。

▽8歳~の “レゴエデュケーションSPIKE” はこちら

▽10歳~の “EV3 for home” はこちら

 

いかがでしょうか。

遊びの中で楽しみながら考える力や思考力が養えるプログラミング教育。

「難しそうだしよくわからない」「女の子だし興味湧かないでしょ」「まだ早すぎるよね」なんて注目しないのはとってももったいないです。

ぜひあなたのお子さんにも、将来必ず力になるプログラミング教育を検討してみてくださいね♪

ではまた次回!

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