【布端処理】ジグザグミシンのかけ方を適当に考えていて後悔した話

ソーイング
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あんず
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こんにちは、あんずです。

3年ほど前にソーイングを手さぐりで始めてみましたが、最近になってもっと早く知りたかった!と思うことがいろいろあります。

その中でも特に早く知りたかったのは正しい「ジグザグミシン」。本日は、ソーイングには欠かせない工程であるジグザグミシンについてお話します。

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布端処理でジグザグミシンのかけ方を適当に考えていて後悔した話

ソーイングのレシピを見ていると、「布端をジグザグミシンで処理する」という表記をよく見ます。

裁断した布端から糸がほつれてこないようにする大切な工程ですね。

ロックミシンを持っているならそれで処理するに越したことはありませんが、家庭用ミシンでも対応可能な布端処理の方法として、「ジグザグミシン」が登場します。

しかしもし、私のように

「ジグザグミシン?とりあえずジグザグ模様で縫えばいいのよね?」と名前のままに受け取って深く考えていなかったとしたら、もったいないことになっているかもしれません。

家庭用ミシンの機能をよく見ると、ジグザグした縫い模様にはいくつか種類があることに気づきます。

例えば我が家のミシンでは、こんな感じ。

ワンタッチで指定できる模様の中だけでも3種類のジグザグ模様が。

どれでもいいよね?とりあえずシンプルな5でいいか~と適当に選んでいた頃の自分に、

喝!!

同じジグザグでも、縫い方も用途も微妙に違ってきます。

縫い方としては大きく分けて、

A、ちょっと余白を残してジグザグ模様を縫い、後で余白をきり落とすジグザグ(上の写真でいうと6のボタン)

B、縁かがり用の押さえに付け替えて布端をぐるっと糸がまわるように縫うジグザグ(上の写真で言うと5や7のボタン)

の2種類があります。

▼こっちがA

▼こっちがB

生地色の分かりにくさを全力で謝罪したいなう

↑押さえの違いは、こんな感じ。左側は通常の押さえ。Bの場合は右側の縁かがり用に付け替えて縫います。

AとBの明らかな違いは、布の側面を糸がぐるっと回ってかがっているかどうかです。

どちらも布端用のステッチなので絶対こっちでないと間違い!ということはありませんが、どちらがよりほつれにくくかつきれいに仕上がるかというと私の感覚では確実にBです。

このあたりを知らずにずっと適当にAで処理していたので、Bの綺麗さを知った時は衝撃でした。。同時にめっちゃ後悔。。ミシンの説明書はちゃんと読み込んだ方がいいですな。。

ちなみに説明書によると、

模様6(Aの縫い方)は、ほつれやすい布や伸縮性のある布のほつれ止め、布端の反り防止などに使用する、とのこと。つまりBのように布端をかがる方法では縫いにくい場合には、Aで処理してね、ということのようです。

ジグザグ工程がくる度に縁かがり押さえに付け替えるのはやや面倒ですが、後から余白を切り落とす必要のあるAの方が手間としては大きいかもしれません。

ちなみにBの縁かがり処理を知ってから、出来上がった服をひっくり返して見られたくない思いがぐっと減りました(笑)

ロックミシンの仕上がりとまではいかないまでも、裏返してもすっきり綺麗にな見た目になって満足度アップです。

お手持ちのミシンによってジグザグの種類もいろいろだと思うので、みなさんもまずはミシンの説明書を開いてどんな機能があるのかを改めてチェックしてみてくださいね。

ではまた次回!

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