こんにちは、あんずです。
気付けば梅雨も終わってすっかり夏の暑さですね。
毎年これくらいの時期にあわてて準備している子供用の甚平ですが、毎年コレだ!というものになかなか出会えないので今年は作ってみました。
洋裁には慣れてきていますが、和裁となるとちょっと勝手が違うのかしら?そもそも生地は何を使うの?といろいろと疑問だったことの結果をまとめておきます。
リップル生地で♪子供用甚平作りました
作ったのはコチラ
上下に分かれていて、下は超シンプルなウエストゴムのパンツです。
▽型紙は近所の手芸店にあったこんなレシピを使いました。
布は花火柄が気に行って即決したのですが、結構メンズぽく仕上がりました・・袖口や襟もとにレースをつけたりすると一気に女の子っぽくなると思うのですが、今回は省略笑
シンプルイズベスト!
作った感想としては、洋裁と大差なく縫い進められました。むしろ直線箇所が多かったり、前身頃と後ろ見頃がつながっているのでその分パーツも少ないことから初めてでも縫いやすい部類に入ると思います。
今回は興味でそでにはしごレースを付けましたが、それを含めてもとてもシンプルな工程でした。
▲着画。家で着ても雰囲気ゼロだな。
使った生地
今回使ったのは、近所の手芸屋さんで見つけたリップル生地。
あまり聞き慣れない名前の生地ですが、ぽこぽことした凹凸があり通気性が良いのが特徴です。まさに甚平や浴衣などの夏アイテム用の生地なので、初夏くらいからどどっと店頭に並び始めます。
和柄が多いですが、花柄や動物柄、キャラものまで柄は幅広いので、子どもが喜びそうなものを探せるはず。
▽色々かわいいのがあって迷います
**甚平に適した生地について**
今回使ったリップルの他にも、
- 綿麻
- ブロード
- ダンガリー
- からみ織り
- ダブルガーゼ
などが甚平を作る時に適した布地として挙げられています。
今回使用したリップルは切るにも縫うにも扱いやすい上に一気に ”甚平感” が出るところが魅力ですし、小さな赤ちゃん用ならダブルガーゼでも肌触りがよくおすすめです。
布端の処理
さて、そんなシンプルな工程と知ったので、今回はちゃんとやってみないとあかんな~と思っていた縁がかりで布端を処理してみました。
いままではおさえを替えずに済むジグザグミシンでほとんどを処理していましたが、今回は都度おさえも替えながら縁がかりに挑戦。
結果、思った以上にきれいな仕上がりになると知ってしまいました。。これはいい!なぜもっと早く試さなかったのか。。
ちなみにおさえの違いはこのような感じ。左が通常のおさえで、右が縁がかり用おさえです。
ミシンに縁がかりの機能がついていればおさえも付属品としてついていることが多いようですが、もしなければ別途購入する必要があります。
ミシンて案外使いこなすのが難しいですが、便利な機能はちゃんと使わないともったいないですね。。
▽ジグザグミシンについてもちょっと詳しく書いた記事はコチラ
そんなこんなで案外さくっと仕上がった子ども甚平。夏祭りまでまだ少し時間があるなら、ぜひ作ってみてくださいね♪
ではまた次回!
*こちらもご参考に*
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