普通のミシンでニット生地の子供服を作る時のポイント4つと注意点

ソーイング
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あんず
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こんにちは、あんずです。

ロックミシンではない一般的な家庭用ミシンでニットソーイングをするためのアイテムをゲットしたので、早速娘のロンTを作ってみました。

初めてニット生地を縫ってみた感想と共にご紹介します。

▼揃えたアイテムを紹介しています

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ニット生地を縫う上でのポイント

作ったのはこちら

まいにち着る女の子服ハイネックT

まいにち着る女の子服ハイネックT

パターンレーベルさんの『まいにち着る女の子服』よりハイネックTシャツを作りました。

使った生地は花柄のスムースニットです。

仕上がりとしては、よく見ると袖口あたりのステッチが歪んでたりとお恥ずかしい作り…修行あるのみ…

とは言え初めてのニットソーイングにしてはまあまあそれなりにできたのは、布のかわいさ&レシピのおかげですな。さすがパターンレーベルさん。

そんな私の腕のなさからの反省点は置いておいて、ミシンの使いやすさ、縫い心地でいうと、かなり良かったと思います。

糸が切れたり布がずれたりということもなく、縫い目としてはキレイに仕上がりました。

ポイントとしては次の4点。

  • ニット用針
  • ニット用糸
  • 上送り押さえ
  • 糸調子をゆるめにする(ニット針のパッケージに記載されていたので実行)

これらを押さえると、家庭用ミシンでも問題なく縫えた、という結果です。

中でも、一応買っておいた上送り押さえが思った以上にいい仕事してくれました。

 

上送り押さえのすすめ

上送り押さえとはニット等の伸びる生地や滑りやすい素材の生地を縫い合わせる際に、上下の布がずれないようにするための押さえです。

もともとどのミシンにもついている下の布を送る為のギザギザだけではなく、上の布も同じように送ってやりましょうということですね。

どんなしくみなのかというと結構シンプルで、

シンガーミシン上送り押さえ

 

赤丸の部分を引っ掛けることで針の上下の動きに連動して、ギザギザが動き、布をよいしょ、よいしょ、と送ってくれます。返し縫いのときはもちろん逆に送ってくれます。

使ってみるとわかると思うのですが、けなげにせっせと布を送ろうとしている動きになんかきゅんときます。笑

上下の生地のずれで困ったことのある方は、お使いのミシンに対応した上送りがあればぜひおすすめします。

注意点

生地選びは慎重に

そして実はこのハイネックロンTですが、失敗した先駆者がいます・・・

それがこちら

まいにち着る女の子服ハイネックT

まいにち着る女の子服ハイネックT

ニットコールという名称の、スムースまで伸びない冬っぽいニットコーデュロイの生地です。

本にはきちんと「あまり伸びない布ではつくれない」という注意書きがあるにも関わらず、スムースよりは伸びないけどこれくらい伸びたらいけるかなぁと挑戦してみましたが、

わが子の頭にハイネックの襟もとが入らず、アウトーでした

頭のサイズは平均よりやや小さめな娘なのでこれは母の布選びが悪かったと反省。

そこで、襟口をスムースに急きょ変更して無理やり仕上げたのでした。笑

特に今回のハイネックTのような首が詰まったものを作る場合は、生地選び(テンションの強弱)を慎重に見る必要がありそうです。

 

生地の違い・縫いやすさの違い

そして、スムースとニットコールという2つの生地を縫い比べることになり、生地の丸まりがいかに縫いにくくなるかというのを知りました。

スムースは伸びるけど端っこが丸まらないので初心者向けというのは以前ご紹介した通り知っていましたが、

「丸まってしまう」とはどういう状態のものなのかが、ニットコールでよくわかりました。

*ご参考に*

その差はこんな感じ(一枚目:ニットコール、二枚目:スムース)

ニットコール生地 スムース生地

 

裁断してすぐの後ろ見頃です。

ニットコールの方は、まるまっちゃってなにがなんだかという感じです。。何とか縫えはしましたが、布選びの重要性をまた知ることになりました。

 

というわけで、初めてのニットソーイングは相変わらず失敗を交えながらですがなんとか成功、というところになりました。

懲りずにまた挑戦していきます。

 

ではまた次回!

 

追記:▼ニットソーイングあれこれ

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