~初心者向け*アイススケートの滑り方シリーズについて~
このシリーズでは、数年間初心者向けのスケート教室の先生を経験した管理人が基本文字だけで説明する「読むだけのスケート教室」として、6つのテーマに分けてスケートの滑り方のコツやポイントをご紹介しています。
「初心者向けのスケート教室に行ってみたいけど時間がない・・」「アイススケートを楽しみたいけど何に気を付ければいいの?」「久しぶりすぎて滑り方がわからない!」「デートで恥ずかしいことにならないようにこっそり下調べしておきたい!」
こんな方々へ、本当に伝えたいアイススケートの滑り方のコツをまとめています。
「リンクでちょっと目立てるくらいすいすいっとカッコいいフォームで滑れるようになること」を目標にまとめているので、ぜひ試してみてくださいね♪
【各テーマ】*全く初心者の方は第1回から読むことをおすすめします*
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ではさっそく第1回・靴の選び方と履き方からいってみましょう!
【初心者向け】アイススケートの滑り方1:靴の選び方と履き方
第1回のテーマは、「靴の選び方と履き方」です。
え、滑り方じゃないの?つまらぬ
と思う気持ちはよくわかるのですが、
靴がメインの道具になるスケートは、スケート靴の選び方と履き方に注意するだけで滑りやすさが格段にちがってきます。
ポイントは次の3点。
- できるだけ折り目のない貸靴を選ぶ
- うっ血しない程度に、しっかりめに靴ひもを結ぶ
- 靴が履けたら、その場で足踏みして確かめる
どれも、「早く滑りたい♪」という思いが勝って適当に済ましてしまいがちな工程ですが、実はとっても大切です。
それぞれご説明します。
ポイント1:できるだけ折り目のない貸靴を選ぶ
まずは貸し靴の選び方について。
貸靴を選ぶとき、スケートリンクによって係の人にサイズを言って取ってもらう場合と、自分で選べる場合があります。
後者の場合の話になってはしまいますが、貸靴はできるだけ側面に折り目のついていない、つまり履いた時に足首がぐらつかないものを選びましょう。
子供用ならプラスチック製のものがあったり、スケート場によっては折り目の付かないようながっしりしたタイプの靴があるのであればそちらを選ぶといいと思います。
ただし、アイスホッケー用の靴は刃が短く初心者はバランスがとりにくいので避けたほうが無難。刃のつま先側にギザギザがなければアイスホッケー用です。
もし係の人に取ってもらった靴ががっつり折れ目の付いたものだった場合は、
「ぐらぐらしちゃうのであんまり折れ目ないやつありますか?」とお願いするといいと思います。
係の人はアルバイトであってもスケート関係者であることが多いので、わかってくれるはず。
ポイント2:うっ血しない程度に、しっかりめに紐を結ぶ
ポイント二つ目は履き方です。
履くときは、メンドクサイ気持ちを押さえて靴ひもを下までしっかりゆるめて開き口を大きく開いてから足を入れます。
かかとをあわせたら、痛くなくうっ血しない程度にしっかりめに紐を締めていき、
最後はぎゅっとリボン結びをしましょう。
いちどのリボン結びではひもがだらんと長く残ってしまう場合は、さらにもういちどリボン結びをしてもいいと思います。
靴ひもがなが~く垂れ下がってると自分で踏んでこける原因になるからかなりキケンやで
ちなみにどのリンクでも靴のサイズ交換はしてくれるはずなので、明らかにきつかったりぶかぶかの場合は遠慮せずサイズ交換しちゃいましょう*
ポイント3:履けたらその場で立って足踏み
最後のポイントは、靴が履けたら氷に乗る前にその場で立って足踏みしてみることです。
- 足元がぐらつかないか
- 明らかに痛む場所がないか
を確認して、あるようなら結びなおして調節してください。
ここでオンアイスの準備完了です!
コチラもご参考に*
ポイントまとめ
というわけで最後にもう一度ポイントを確認すると、
- 貸し靴はできるだけ側面に折り目のない・少ないものを選ぶ
- 履くときはゆるゆるまで紐を緩めてから足を入れ、痛くない程度にしっかり紐を締める
- 履けたらその場でぐらつかないか・痛くないか足踏みで確かめる
となります。
氷に乗る前にこれだけ気を付けるだけで、滑りやすさが全然違ってきますよ!
逆に言うと、これをしていないと氷上でいくら上手に足を動かしたところでバランスが取りづらく全く滑れない状態になることも多々あります。
ちょっと面倒に思える工程ですが、ぜひ試してみてくださいね!
よく見るNGなひと ~こうならないでね~
- 靴ひもの締め方がゆるすぎて氷に乗る前からぐらんぐらんで歩いている
- 靴ひもが結べていても靴の折り目がひどく立った時点で足首が曲がっている
- 靴ひもがだらりと長く垂れて踏んでしまいそう
*レッスン2はこちらから*
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